ペロブスカイトって知っていますか?

ペロブスカイトという言葉を取引先から教えてもらったのは約1年前だったでしょうか?

その会社は13年前の東日本大震災を契機に太陽光発電の需要拡大を予測し、そのためのソーラーパネルの検査装置に着目して主力商品を転換してきました。

それまでは携帯電話のバッテリーの検査装置が主力だったのですが、それをソーラーパネルの検査装置にシフトしたのです。

多くの会社が新事業としてメガソーラーを作り、売電をしていた時期もありました。
山間部が切り拓けれ、斜面にはメガソーラーが張り付きました。

九州へ飛行機で飛んでいくと阿蘇の山にはメガソーラーがたくさんできています。伊豆の山々のミカン畑にも小さめなソーラーシステムが配備されています。

ところがこのメガソーラー、いろいろな問題を産んでいるそうで次世代の発電システムが期待されているのだそうです。

それがペロブスカイト太陽電池・・・太陽光発電なのですが、ペラペラのフィルム状の発電装置なのです。

軽くて屋根の上や建物の壁面にも貼り付けられます。そしてフィルム状で曲がりますから設置する場所を選ばない。

多くの学者が研究し、そしてこの分野の製品供給は大きな企業が注目しているビジネスなのです。

私どもの取引先はこのペロブスカイトの発電性能の検査のための大型LEDライトを使った性能検査機を開発しています。

 

最近はテレビのコマーシャルでもペロブスカイトという言葉を聞くようになりました。

 

 

 

また、私どもの会社のある藤沢市の江の島でもこのペロブスカイトの実証実験が始まったそうです。

https://www.townnews.co.jp/0601/2024/08/02/745069.html

近い将来、大きな社会の変革をもたらすであろうこの発明にどう関わっていくべきか?
ビジネスの観点はもちろんですが、脱炭素社会への実現に向けた社会貢献性の高い開発に関わり合って行きたいと思うのです。